[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック
〜烏帽子から鹿島槍へ〜
烏帽子田圃から野口五郎岳
8/23〜26・2003
たしかロサンジェルスでオリンピックが行われていた夏だった。槍ヶ岳を目指してブナ立尾根を登っていた。
あれから20年と少しの時が流れ、再びこの急登を歩いている。
目指すのは日本海・親不知だ。
雨が多く涼しい日が続いている今年の夏には珍しく、20年前と同じような強い日差しが照りつける中、旅は
始まった。
天気予報ではもう暫くするとまた前線が日本列島に架かると言っている。何処まで行けるのかわからないが
とにかく稜線に上がってみよう。
大町から高瀬ダムまでは裏銀座を歩くというおばさん2人が予約していたタクシーに相乗りさせてもらった。
ゲートのある七倉ダムからは歩くつもりだったので時間のことが気がかりだが・・・体はラクチン。
ダムから烏帽子の小屋までは20年前がそうだった様に標高差1200mコースタイム6時間のところを3時間と少しで上がってきた。いつものことだが、これからどうするか、悩むところだ。
運良く割り勘で行けることになった
七倉からは東電の管理道路でゲートが開くのが6:30
高瀬ダムを6:55に出発
不動沢・後で奥の船窪岳を通るとは思わなかった
不動沢に架かる吊橋
ブナの木立をぬって
烏帽子小屋 10:10
2459m
船窪岳
↑船窪乗越
↓船窪小屋
↑船窪テン場
不動岳
↓
下の写真の↓の所にいる。船窪のテン場までは4時間
不動岳から見た船窪テン場まで。切れ落ちた尾根とアップダウンが続く
(ちなみにテン場の水場は緑の切れたところの崖にある)
2299mのコルから
やっと上がってきた・・・2459ピーク
下る、下る
両方スッパリいってます
2459mピークより低い船窪岳
船窪乗越
食う。その1・・カレーと海藻サラダ
船窪岳
ニセ烏帽子から
烏帽子岳
不動岳
針ノ木岳
蓮華岳
南沢岳
野口五郎岳
ニセ烏帽子から
烏帽子山頂
四十八池のひとつ
表側の立山
南沢岳の稜線
南沢岳から振り返ると
野口五郎岳
水晶岳
赤牛岳
薬師岳
濁沢と高瀬ダム
不動岳
針ノ木岳
蓮華岳
南沢岳から
南沢乗越から高瀬川・槍
立山
烏帽子小屋で10時10分だった。
テントを張って昼寝をするか、野口五郎をピストンするか
等など考えたけど、小屋のご主人の「行けるんじゃない」
の声に押されて、船窪のテン場まで行ってみる事にした。
コースタイム通りに行けば、烏帽子往復を入れて約9時間。
10時30分に小屋を出ても到着は19時30分だ。それほど
かからないだろうけど、1日分の行動時間なので、途中の
ビバークも覚悟して水は4L持った。
不動岳に着く頃には暑さでけっこう疲れていた。山頂が平だっ
たのでここに泊まろうかとさえ思った。でもそこから船窪のテ
ン場が丁度反対側に見えたのでまた少し元気になったが、
テン場に至るまでの経路はヤセ尾根でアップダウンの連続
だ。南沢の稜線の端に行くまで迷ったが、結局下り始めた。
暑い!足に疲労が溜まってきている。2459mピークに着くまでは結構本気でビバークも考えていたので、水もセーブしてきた。持ってはいるのに飲めないのは辛い。
不動沢側がスッパリ切れ落ちた尾根をアップダウンを繰り返しながら慎重に行く。2459mピークからと船窪岳からの下りはワイヤーやロープ、ハシゴが架かる急坂が続く。ワイヤー以外に手掛かりも足掛かりも何もないところもあった。
船窪乗越では「針の木谷出合に下りれば水がいっぱいあるなぁ」などとよからぬ考えも頭をかすめる。地図に船窪のテン場にも水マークが付いているのを頼りに、最後の登りに取りつく。着いたと思ったらまだ上っているということが何度もあって、青いテントが目に飛び込んできた。着いた。やっと・・。ザックを下ろしてその上に座りこむ、17時40分。
先着の方に挨拶の次に聞いたのは、水場のことだった。5分ほど下れば湧き水があるとのこと。ただし、水入れはザックに入れていったほうがよいとのことで、自分のサブザックを貸してくれた。水場は崖の縁にあるらしい。なるほど行ってみると、ロープが下がっている。下りはなんとか行けるが、水を満たしたペットボトルやプラティパスで両手を塞がれると登るのは辛そうだ。と一瞬思ったが登りのことは後回しで、置いてあったカップで懸けつけ3杯一気に飲んだ。ウマイ!美味い!岩の間から涌き出る本物の天然水だ。やっとひと心地ついた。
夕食はとりあえずという感じで食べて、すぐ寝る。19時前の天気予報を聞いて横になっていたら寝てしまっていた。途中で起きてシュラフに潜り込む。
長い一日だった。
8月23日編
「船窪岳登レ」